京都の土産話
京都の新名所 サイ・サイン・サイイン。
- 京都土産話 ロームのイルミネーションと西院
- 11月下旬からクリスマスまで。京都の新名所といえば「ロームのイルミネーション」ですね。 五条通り西大路を西へ一筋。ロームの敷地と周辺の街路樹がイルミネーションで飾れれています。聞くところによると街路樹一本あたり百万円のコストがかかっているとか。電球はこの時期だけに取り付けられているので、シーズンだけ電源オンというわけではなくてシーズンごとに準備をしているみたいです。
税理士業にとって12月は年末調整などの仕事で残業となることが多いのですが、このロームのイルミネーションは自宅への帰り道になので、ほんの束の間ですが世間のクリスマス気分を味わえることができます。はす向かいにはダイヤモンドシティ・ハナという大型ショッピングセンターもあり、こちらも屋上の巨大サンタさんがプレゼントを抱えています。
点灯中は周辺道路、とくに佐井通り(別名・春日通り:西大路の一筋西側の南北に走る道路)は渋滞しますが、イルミネーションに囲まれての渋滞ならしょうがないかなとも思います。
ところでここは西院地区と呼ばれています。この「西院」には私鉄駅が二つあり阪急京都線は「サイイン」駅、京福電鉄は「サイ」駅、また地元の人たちの発音は「サイン」(少し高めのイントネーション)となります。佐井通りは古くは道祖大路(さいおおじ)」と呼ばれ通りに沿って佐比川(さいがわ)が流れていました。道祖大路を南に下って桂川と鴨川の合流地点あたりを通称「佐比河原(さいのかわら)」、そう、一説には「賽(さい)の河原」の起源はここともいわれています。幼くして亡くなった子供が、三途の川の河原で父母をなぐさめるために小石を積み上げ塔を作っていると、鬼が来て壊してしまい、それを地蔵菩薩が救ってくれます。このお話の地蔵菩薩は弘法さまがモデルとも言われています。「この近くにあった淳和天皇の離宮である「淳和院」は「西院」と呼ばれ、サイ・サイン・サイインと使い分けれらるでもなくどれも正解という地名です。
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税理士 溝口信之 | ![]() |